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「問題を解く」とはどういうことか判明!
人は自分だけが真実を知っていると思いたい生き物らしく、ネットには星の数ほどの「真実」があって、それが日々「判明!」されているという、まるで大航海時代のような大公開時代。ああ、そうか、それで海だけに「ネットサーフィン」なんて昔は言ったのだと、またひとつ「真実」が「判明!」した気分になっている塾長です、みなさんこんにちは。


勉強の中でも、「問題を解く」ということはとても大切なプロセスなのですが、教える側はついつい「説明する」ことに注力しがちです。それで、翔智塾では、「説明」は講習期間に行い、「問題を解く」ことを通常期間では重きを置いています。

「問題を解く」というと、まるで新しい「真実」が「判明!」したかのような響きもありますが、もちろん義務教育で学ぶことは、すでに過去の時代において偉大な先人達によって知られた事実ですから、じっさいには既知の事実の足取りをさかのぼっていくという感じです。

ですから、「問題を解く」ときに、求められた答えだけを先生に提示しても、「式を書きなさい」と冷たくノートを突き返されたりしてしまうのです。先生が知りたいのは、「事実」そのものではないのですからね。先生が「書きなさい」と言う「式」とはまさに「足取り」で、先生だけでなく、おとなたちが知りたいのは、その「足取り」をさかのぼれているかどうかなんです。

ただ、数式は、良くも悪くもいささか抽象的で、子どもたちがいきなりその次元へとたどり着くのは手順の途中にいくつかの思考の飛躍ができてしまいます。そこを、とにかく、ぐっと具体的に表現していきながら、悪い意味での飛躍を防いであげないと、応用力どころか、再現力すら身につかずに終わってしまう危険性があります。


そこで、私は子どもたちに「式を書きなさい」というより、

「解説を書きなさい。テキストの別冊に書いてある解説よりもわかりやすい解説を心がけなさい。」

と指示しています。




「問題を解く」というのは、すでに出ている「答え」を、
どれだけ他者に説得力をもって伝え、納得してもらうか・・・

の練習だと私は考えています。




将来、彼らは、自分の商品を買ってもらうために、お客様に自分の商品の良さを説得力をもって伝え、納得してもらわねばなりません。

将来、彼らは、自分の考えた企画の良さを、会社の上司や仲間たちに説得力をもって伝え、納得してもらわねばなりません。

将来、彼らは、自分が惚れた人に、自分との未来のすばらしさを、説得力をもって伝え、納得してもらわねばなりません。



勉強における「問題を解く」とは、まさに、このための練習なのです。

自分がだした「答え」を、者に説得力をもって伝え、納得してもらうための。

 
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