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あと一ヶ月
 今日、中3生の親御さんがいらっしゃって

「早いもので、あと1ヶ月のお付き合いとなってしまいましたね。」

ということをお話しされました。



そうなんですよね。



ここ数カ月、毎日、彼らと会い、彼らと言葉を交わし、彼らから元気をもらってきて、

そんな日が1日たりとも途絶えることがありませんでした。



それが、あと1ヶ月後には、みんな卒業生としてここから旅立っていく。


そんなことが頭ではわかっていながら、なにやら実感できていない自分に改めて気付かされました。

ちょうど、「自分が受験生になる・・・」ということが、実感出来ていない子達のように。



何年もこの仕事をやっていますが、

卒業生を送り出す・・・

これだけは、何度やっても「慣れ」ることがありません。



中2以下の子達にとっても、今の中3生の存在は、とても大きなものだということに気付かされるはずです。塾へ行けば必ずいた、まるで塾の備品のような彼ら。いつも、下級生の子達の毒のあるツッコミを受け止めてくれたあの笑顔。


出会いは別れのはじまりです。

Study Place 翔智塾のことなど思い出す暇も無いくらい素敵な高校生活を彼らにプレゼントするために・・・あと1ヶ月・・・。


次年度のテキスト選び
今日は教材会社の展示会および説明会が2社であり、はるばるつくば市まで行ってきました。


まだ未決事項ですが、次年度のテキストに関して、


小学生は、算数は現状のまま。国語は中学生が使用しているものと同じシリーズの小学生版に変更する予定です。もちろん、現行のシリーズもなかなか魅力的ではあるのですが、子どもたちの学力が向上してきた現状を考えると、より高度な読解技術をふまえたテキストへの変更となります。

中学生は大きな変更はしない予定です。
ただし、中3生に関しては、今年の中3生にオプションで使用してもらっていたテキストを、正式に追加採用する予定です。


いずれにしろ、今回は、メンバーの実力、性格なども考えながらテキストが選べるので、昨年のテキスト選びとは良い意味で勝手が違って楽しいです。


逆に、みなさんからテキストに関してご要望がございましたら、遠慮なくお申し付けください。よろしくお願いします。
またひとつお気に入りのレストランが
 レストラン、カフェ、ホテルが大好きです。

というのは、同じサービス業として、学ぶことが本当に多いからです。

とくに、独立を意識してからは、レストラン、カフェ、ホテルなどへ行くとありとあらゆる情報が頭の中に飛び込んでくるようになりました。建物の外装や内装、従業員の言葉遣い、表情の使い方、身のこなし方・・・同じサービス業なのに、塾の教員とは段違いのレベルで、お客様を笑顔にしようとしてくれます。

自宅にあるキッチンやダイニングが外へでるとレストランになり、リビングルームがカフェになり、寝室がホテルとなるのであれば、塾は自宅の勉強部屋が外へでたもの。同じ根っこをもっているはずなんです、こうしたサービス業と。

でも、悔しいかな、なかなか同じレベルにまでサービスの質を上げることができていない自分を発見してしまいます。


今日、比較的近所に隠れ家的なレストランを見つけました。
雰囲気も味もとても良く、元気をもらえたような感じでした。


いただいた元気は、スタ場ふうに調理してみんなにわけてあげたいですね。


というわけで、

またひとつお気に入りのレストランが増えました。

さぁ、これから「仕事のために」何度も通うぞ!!!!




え?自分が行きたいだけじゃないかって・・・ははは・・・。
笑え
いつも「笑顔が大事だよ〜。」と子供たちに話しているからでしょうか。
誰かが、壁黒板にこんなメッセージを。

100125_2322~02.jpg

アメリカで暮らしていたとき、
街や学校を歩いていると、見ず知らずの人でもすれ違うときに必ず

smile

して

Hi!

と挨拶するんですよね。
僕はこの習慣が大好きでした。

「起立・気をつけ・礼」みたいな形だけの心の無い挨拶とはまったく別物でした。



思うに、

smile

にぴったりする日本語って、なかなか無いような気がします。

よく、「微笑む」と訳されますが、何かsmileの本質を言い尽くせていない感じがします。



smile

というのは、幸せの感情の発露というような「結果的」なものではなくて、

どんなに辛く悲しい時でも、顔の表情を「幸せの形」にすることで、気持ちを前向き・上向きにしていこうという所作なんです。



勉強をしていると、辛いこと、悲しいこと、たくさんあります。

だからこそ

smile!


笑え!
仕上げの時
 県立高校入試に向けてがんばっている中3生は言うに及ばず、他の学年の子たちにとっても、1月と2月は仕上げの時です。

 塾の学年切り替えは3月の第一週です。それまでに旧年度のテキストは全丸にしてもらいます。もちろん、途中入塾の子達は考慮しますが。

 小学生の場合、「ほーぷ」の算数はすべての学年でカリキュラムを終了しているので、1月中にドリルもあわせて全丸にするように伝えてあります。明日から、毎日、全丸のためにスタッフが常駐します。混みあうことが予想されるので、できるだけ空いていそうな時間を狙ってきて下さいね。

 気を付けて欲しいのは、今月は月末休校があるので、28日・・・つまり木曜日が最終になります。31日までで計画していると、大変なことになりますよ〜。
スキーの振り替え講義
 今日は、けやき台中学校の1年生を対象に、先日のスキー合宿のための振り替え講義を行いました。

 学校行事でやむを得ない場合は、可能な限り日程調整や補習を組んでいきます。学校の主な行事予定などは把握しているつもりですが、それでも、漏れがけっこうあるので、そういう場合は、事前にご相談ください。



 それにしても・・・・さすがに中3生たちに疲労の色が見えます。

私立高校の入試が終わり、発表も半分以上でてきて「一段落」感があるからでしょう。


今は、無理をせず、少し体をいたわってあげてくださいね。

県立入試までは、まだまだ長いのですから。
本番で実力を発揮することの難しさ
 今日は土浦日大高校の発表でした。私立高校の入試は、合否だけでなく、特待などを含む合格区分もあるので、単なる合格発表以上の意味を持っています。


 結果を見る限り、男子はまず実力相応の結果。女子は、ふだんの実力からすれば、もうワンランク上の合格区分を取らせてあげたかったという子が何人かいました。

 例年、こんな感じになることが多いように思います。

「ここぞ」という勝負時に、案外、男子は強い。最後の最後でぐんと成績をアップしてくるのも男子が多いですね。

女子は、ふだんの取り組みが男子よりも真面目なだけに、後半の男子の追い上げに対して、どちらかといえば「守り」の戦いになることもしばしば。


 いずれにせよ、この結果を肯定的にとらえ、反省すべき点は反省し、1ヶ月先の県立入試まで燃え尽きるくらいがんばっていきたいですね。

 みんなの表情には、複雑なものもありますが、一様に来るべき県立入試に向けて気持ちが切り替わっているようで、少しだけ安心しました。


 中3のみなさん、中3生をかかえるおうちの方のみなさん、まずはお疲れさまでした。

あとひとふんばり。
彼らとともに全力疾走の第2周めに入ります。
進歩!!!!だが、惜しい!
 中3生たちの「受験生」として姿から、「高校によって選別される」という現実の厳しさが生々しく中2以下の子達にも伝わっているようです。


「先生、***の単元がわからないので、今度教えてください。」

 中1や中2の成績急降下中の子達から、こんな感じの積極的なアプローチを受けることが多くなりました。



 いいですね! 大進歩です。





が、しかし、惜しいですね。



たぶん中3生だったら、こんな聞き方はしてきません。


「先生、この問題やってみたのだけれど、解説を読んでもまったくわかりません。教えてください。」

とか

「先生、この問題やってみたのだけれど、まったく解き方が思いつきません。教えてください。」

という聞き方をしてきます。




違いがわかりますか?




まず、

中3生の場合は、質問してくる前に自力で解いてみているので、具体的かつ個別の事例での疑問になります。言い換えれば、自分がわかっていない点が明確になっているのです。中2以下の子達が単元で指定してくるのは、個別の問題にまで取り組んでいない証拠だったりします、実は。

そして、

中3生たちは「今度」とか「後で」と言いません。「今、ここで」教えて欲しい、という要求をしてきます。勉強のわからないところは、いわば「病気」や「ケガ」みたいなものです。放っておいたら、どんどん悪化することをこれまでの経験でわかってきているからでしょう。もちろん、入試までの時間が差し迫っているということもあると思いますが、とにかく、瞬時に不明点は解消しておくという動きができるようになっています。

逆に言えば、中2以下の子達が、「いますぐここで」と言えないのは、個々の問題を解いていないので、何も教わりようが無いからということでもあります。


「今度教えてください。」組には、この2点を指摘して、

まずは問題を(というより、以前出されていたはずの宿題を)解いてくるようにという指示を出しています。


もっとも、それで解いてくるのであれば、たぶん、こんな危機的な状況にはならないはずなんです。

というわけで、けっきょく、強制全丸を確認する段階でのフォローになってしまうのですが・・・。



何はともあれ、危機感がすべての出発点です。

彼らにとっては、大きな進歩。それを大きな実績に変えてあげるのが、僕らの仕事です。


迷ったなら、ハードな方を選択しよう
 県立高校の志望校を決める第一段階が明日という中学校が多く、今日もその話題でもちきりでした。

 これから何度か志望校変更の機会があるのですが、事務手続き上、早めに学校側も動いてくださっているようです。

 現段階では、茨城県の私立高校の受験結果が出ていないので、志望校確定はまだ先のことになります。ただ、それが故に、「もし私立高校が落ちていたらどうしよう。」という不安もあり、「受験する県立高校のレベルを下げる。」と言い出す子がたくさんいるわけです。


 しかし、私立高校の結果は、あくまで参考資料のひとつに過ぎません。私立高校は3教科マークシート。県立高校は5教科筆記試験プラス内申点。まったく別物の試験と言っても過言ではありません。

 今日は、それを実感してもらうために、講義時間に昨年の県立入試の問題を時間を測って解いてもらいました。私立の受験前の圧倒的な勉強量が幸して、のきなみ80点台、90点台のオンパレードでした。これで、少し弱気になっていた子達の顔つきが変わりました。

 そこで、すかさず、こんな話しをしました。

まだ、あと1ヶ月半も成績アップのチャンスがあるのです。
なぜその可能性にかけてみないのです?

たしかに、大人からすれば、お金のかかる私立より、お金のかからない県立の方が良いに決まっています。しかし、それを「あなたたちの言い訳や逃げ」にしてはいませんか?

迷っているのなら、ハードな選択肢を選びなさい。
これは、人生の基本です。


仮にランクを下げて県立高校へ合格できたとしても、順風満帆な高校生活が待っているとは限りません。
もし、高校生活で嫌なことやつまづきがあったとき、

「あの時にがんばって志望する県立高校を受けていればこんなことにはならなかった・・・」

と、必ず思います。そして、その想いがせっかくの高校生活のすべてを嫌悪すべきものに変えてしまうのです。


もちろん、自分の志望校に進学しても、嫌なことやつまづきが訪れないとは限りません。

けれども、自分が精一杯つくしたあとの結果であれば、
その選択自体を後悔することは無いものです。


「志望校に落ちたら・・・」なんて考えている暇があるのなら、

「志望校に受かる」ための努力を今すぐ始めなさい。

私立の結果が悔しい人は、
その悔しさを県立高校入試で晴らしなさい。

大学入試という再挑戦の機会がある以上、今らから失敗を恐れるのは、単なる「逃げ」です。



ご家庭によって、さまざまなお考えやご事情があるかと思います。
そのことは、重々承知のうえで、あえて、子どもたちには、自分のこういう想いを伝えました。





成績を上げたいなら寝てください。
 今の子達は、ほんとうに寝るのが遅いです。結果、睡眠時間も驚くほど短い。


 就寝時間が遅い子が、深夜勉強しているかといえば、まずそんなことはありません。
たいていは、ネットやゲームです。

 仮に勉強していたとしても、学校や塾の授業時間にその反動で眠気との戦いになり、
けっきょく、何も頭に入っていないので、逆効果になっています。


 今日は、中2で睡眠時間のことが話題になったのですが、

 成績が上がっている子ほど就寝時間が早いということが改めて明らかになった感じです。



 必要な睡眠時間に関しては個人差があると言われていることを承知で、自分の子どもの頃のことを書くと、

小学4年生までは20時就寝の6時半起床でした。

小学5年生、6年生のときは週3回の塾が23時まであったので、そのときは就寝時間は24時前後になっていましたが、それ以外の日は、やはり20時就寝の6時半起床は変わらずでした。

中学生になると、部活や塾が無いアメリカでの生活だったこともあり、
再び20時就寝の6時半起床の生活に。


 20時就寝6時半起床の生活をしているときは、学校の成績で困ったことは皆無でしたが、日本の高校に進学してから、就寝時間が23時になったのにあわせて、学校の成績が急落していきました。



 そんな自分から見ると、今の子達の就寝時間と睡眠時間は異常です。
小学生や中学生が、学校や塾で眠気を感じるということ自体が、信じられません。



 脳は、睡眠時に記憶の定着作業を行うという有力な説もあります。


早く寝ましょう。

そのために、自分の好きなことをする時間が減るのは当然です。
自分の好きなことをするのは、自分で稼げるようになってからの話しです。
寝ぼけたこと言ってちゃダメです。




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