これまで何度もみなさんの期待を裏切って「量が大切」ということを訴えてきたわけですが、
そろそろ、みなさんが大好きな「効率の良い」勉強法についても書いていこうと思います。
効率の良い勉強方法・・・・子どもだけでなく、大人だって興味がありますよね。
本屋さんに行くと、ビジネス書の棚にも「勉強法」の本がたくさんあります。
(大人になれば勉強から開放されると思っている子たちには驚きかもしれませんが)
最初にお断りしておきますが、
「効率の良い」勉強方法は、
<勉強量を減らして、スポーツや遊びの時間を増やすためのもの>
ではありません。
「文武両道」なんて言いますが、はっきり言って、そんなこと言っている人は
「文唯道」(私が勝手に作った言葉です)の人に勉強で勝てるわけないんです。
「文武両道」・・・・キケンな言葉です。ある種のイイワケを正当化することに使っていないか、胸に手をあててよーく考えてみてください。
さて、「効率の良い」勉強法ですが、みなさんのご期待を裏切るかもしれませんのであらかじめ申し上げておきますと、
「効率の良い」1時間の勉強より、「効率の悪い」2時間の勉強の方が、はるかに成績が上がる・・・
というのが現実くらいに思っていてください。
(スポーツや楽器を本気でやっている人たちならおわかりになりますよね、この感覚)
まぁ、たしかに
「効率の良い勉強法を教えるよ〜」
とか
「部活やスポーツと両立できるよ〜」
みたいな甘言をちりばめたほうが、集客という意味では良いのかもしれませんけれどね。
そんな気持ちでスタディー・プレイスに来られても困るので。
「効率の良い」勉強方法は、勉強量をめいっぱい増やした人たちが、
最後にライバルたちと雌雄を決するための、「わずかな差」をつけるために活かしていただきたいと思います。
「効率の良い」勉強方法、具体的にはいろいろなテクニックがあると思います。
先生や生徒の数だけそんなテクニックがあるかもしれませんね。これから数日にわたってそういった具体的なお話をしていく予定です。
しかし、大切なことをひとことでまとめると、
「試験本番で解けるか解けないかを意識せよ。」
ということです。
では、また、Study Place でお会いしましょう。